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 ITサービスや情報システムを提供する日本ユニシスは今、地域の医療情報統合基盤の構築に取り組んでいる。2014年2月20日、同社が毎月開催している報道陣向けセミナーの中で、佐渡島(新潟県佐渡市)における統合基盤の例を紹介した。

受診や処方記録などを時系列で一覧

ユニシス
セミナーで地域医療連携などについて説明した、日本ユニシス社会基盤事業推進部長の八田泰秀氏

 佐渡島では、高齢者が多いことから、ITシステムによる医療情報の管理が強く求められていた。例えば、「血液をサラサラにする薬」などを服用した患者が、その事実を忘れて歯科を受診し、大量に出血してしまうなどの問題が頻発していた。また、開業医の平均年齢が70歳を超えるなど、医療機関側でも情報管理が難しいという事情があった。

 そこで、本人の同意を前提に、病院での処方・検査結果や薬局での調剤情報、健康診断センターでの健診結果、在宅での測定情報などを名寄せ処理し、医療機関や自宅で参照・書き込みができるようにした(関連記事:クラウドで“島ごとバーチャル病院” 佐渡島の挑戦)。人をキーにして、受診や処方の記録、検体検査結果などを時系列で一覧できる。