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専門領域の異なる担当者間で情報を共有

 介護を中心とする複数のサービスを、専門領域が異なる複数の従業員が手分けして手掛ける同社が、サービス向上のために活用しているのがクラウド環境である。介護サービス事業者としてはいち早く、2009年ごろから、従業員の情報共有や情報管理にクラウドを活用してきた。「もともと保険代理店業から始動した会社だけに、ITツールを使うことへの抵抗感が小さかった」とグッドライフケアでIT開発を担当する池原氏は背景を話す。

 同社はセールスフォース・ドットコムのクラウド基盤をベースに、介護サービス事業向けの情報共有システム「Gフォースシステム」を独自に開発。ケアマネージャーや看護師、理学・作業療法士など、専門領域が互いに異なる従業員が、サービス利用者に関する情報を、パソコンや携帯電話機を介していつでも共有できる仕組みを構築した。そしてこの仕組みが、同社の成長の原動力となっている。「情報がきちんと共有されていない介護サービス事業者では、複数の担当者の間で(サービス利用者やその家族が)“たらいまわし”にされることが少なくない」(小田氏)。このことが、しばしば利用者やその家族の不満の要因となるのだ。

 同社の小田氏によれば、近年は介護サービスのニーズが増える一方で「サービスを選ぶ側の目が以前よりも肥えている。質の高いサービスを提供できなければ生き残れない」。グッドライフケアが情報共有の仕組みを整えるとともに、従業員の大半を正社員としているのはこのため。介護/看護サービスの継続性を重視しているわけだ。

斎藤氏
Gフォースシステムの画面