
「グローバルで活躍できる人材をたくさん育てて、企業のグローバルにおける競争力を上げていこう、ビジネスを活性化していこう」──こうしたことに関しては、日本特有の問題ではありません。
内閣官房長官が議長をつとめる「グローバル人材育成推進会議」では、「グローバル人材」の要件を下記のように定義しています。
1) 語学力・コミュニケーション能力
2) 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感
3) 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー
実際のグローバル企業では、グローバル化、グローバル人材をどのように考えているのか。今回は、米国の大手ICT企業でアジアパシフィック(AP)地域の責任者としてアジア諸国を飛び回っている友人のジェフに、話を聞いてみました。
筆者 ジェフ、それでは、自己紹介お願いします。
ジェフ はい。ジェフと申します。私は、ロサンゼルスで生まれ育った米国人です。あるソリューションに関して、アジアパシフィック地域の責任者をしています。