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コミカルなマンガで要点解説

 米国の統計学者がマンガ家とタッグを組んで、統計学の基本を解説した。数式は一切出さず、統計とは何か、どんな手順で分析していくのかをマンガを使って説明していく。登場キャラクターはしゃべるサイの集団、惑星ごとに住民の意見を聞いて回る宇宙飛行士など多彩で、コミカルなセリフが面白い。

 ただし単に楽しいだけではない。「分析には必ず目的がある。それを問うことが大切」といった数字に接する上での心得がふんだんに盛り込まれている。「仮説検定は結論に飛びつかないようにするためのもの」といった平易な説明は、統計学に抵抗感を持つ人にもすんなり受け入れられるはずだ。

この世で一番おもしろい統計学


この世で一番おもしろい統計学
アラン・ダブニー/グレディ・クライン 著
山形 浩生 訳
ダイヤモンド社発行
1620円(税込)