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 インドのタタコンサルタンシーサービシズ(TCS)と三菱商事が日本国内で展開する3社のITサービス会社を統合します(関連記事:「日本の先進的な顧客を開拓していく」と印タタCEO三菱商事とタタ、日本向けITサービス会社3社を統合)。統合の対象は、三菱商事系のアイ・ティ・フロンティア、TCS日本法人のタタ コンサルタンシー サービシズ ジャパン、三菱商事とTCSJの合弁会社である日本TCSソリューションセンターの3社で、統合会社の株式の51%はTCSが握ります。

 最初に聞いたときは驚きましたが、世界のITサービス市場で、インド企業は大きな存在感を持っています。日本市場攻略という視点で考えればそれほど不思議なことではないと納得がいきました。

 気になるのは、三菱商事にとってのITサービス事業の位置付けです。アイ・ティ・フロンティアが誕生したのは2001年4月で、当時は三菱商事系の5社のIT関連会社を統合した戦略会社だったはずです。統合会社で過半数を出資しないのは、どういった意志の表れなのでしょうか。考えてみます。