山田祥平のWindows first
目次
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Windows 10がこの夏に登場したとき、憂慮すべき事柄
この夏のリリースに向けてWindows 10のビルドが着々と更新されている。仮に「この夏」の定義を7月31日と考えたとき、残された時間はあと60日強しかない。現時点でのビルドの状態を見ると、本当に7月31日にリリースできるのかと思ってしまうが、奥の手があるのかもしれない。
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Windows 10のエディションが複数あることの意味を考える
マイクロソフトがWindows 10のエディション構成を発表した。基本的にHome、Mobile、Proがあって、さらにボリュームライセンスのみで提供されるEnterpriseやMobile Enterprise、そしてEducationエディションが提供されることになるそうだ。
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Windows 10ではアップデートに振り回されることはなくなるかもしれない
マイクロソフトがWindows Update for Businessを発表した。Windows 10のリリースとともに提供開始が予定されているサービスで、Windows 10におけるWindows Updateのタイミングを調整できるようになるものだという。
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ビッグデータへのMSの本気が感じとれる「Power BI」のWebアプリ化
日本マイクロソフトが総務省の調査などを元に試算したところ、ビッグデータによって7.7兆円の経済効果が得られることが分かっているという。東京オリンピックの経済効果が3兆円といわれているので、その倍額に相当する。だが、現時点では、その4.6%しか活用されていないとも。
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電源を入れっぱなしにして使える機器と使えない機器があるジレンマ
携帯電話、そしてスマートフォンの浸透はコンピューター的なデバイスを電源を入れっぱなしで使うのが当たり前という概念を一般的にした。Windowsはスマートフォンや携帯電話が一般的に使われるようになるずっと前からスリープ、あるいは、サスペンドと呼ばれる機能をサポートしていたが、少なくとも企業ユースでは…
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サポート終了まで3カ月を切ったときに、3カ月で移行完了した事例について考える
マイクロソフトがWindows Server 2003サポート終了に関する記者会見を開催した。7月15日にサポート終了するわけだが、いよいよ残り3カ月となったタイミングで「待ったなし」をアピールした。マイクロソフトがこの記者会見を開催したのは4月9日。その理由は、ちょうど1年前のこの日、Windo…
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マイクロソフトと比較したときに気になるインテルの保守的な部分
インテルがCentrinoを発表し、ワイヤーからの開放を声高らかに宣言したのは2003年のことだった。その新しい当たり前は、本当に当たり前になって、さらなる進化を続けている。そのインテルが今、熱心に取り組んでいるのは新しいワークスタイルの提案だ。
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ユニバーサルアプリが登場する前に考えておきたい画面サイズの多様性
Windows 10では、スマートフォンからタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン、テレビまで、おおむね4型から50型超のスクリーンをすべてサポートするユニバーサルアプリが提供されるようになるという。これまではWindows PhoneとWindowsは別のストア、別のパッケージで提供さ…
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Windows 10に「枯れる」日は来るのか?
「枯れた」という言葉を耳にするとき、一体どんなことを想像するだろうか。一般的にはネガティブなイメージだが、ITの業界の中では好意的に受け入れられている。例えば、Windows XPやWindows Server 2003は枯れたOSとして多くの現場で使われ続け、開発元であるマイクロソフトは、その撲…
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エンドユーザーにモバイルを! それがWindowsのアドバンテージだ
企業におけるノートパソコンの利用については、まだまだ社外への持ち出しにさまざまな制限があり、ハードウエアモビリティが十分に生かされていない。持ち出さないのであれば、多少重くて、バッテリー稼働時間が短くても、大きなスクリーンを備え、高い処理性能を持つパソコンの方が日常的には使いやすいしコストも低い。
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Windows Phoneの最大の武器はアプリが少ないこともかもしれない
先週、スペイン・バルセロナで開催された展示会、Mobile World Congressでは、マイクロソフトがWindows Phoneの新製品でLumia 640を発表するなど、ほんの少しではあるがデバイス関連での進展があった。だが、Windows 10という点ではパソコン版を含めて新しい動きは…
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Microsoft Officeは業務のためだけにあるのかどうかを考えてみよう
Microsoft Officeといえば、日常の仕事に欠かせないアプリケーションとして、もはや企業にとってWindowsとのセット的な存在になっている。その一方で、コンシューマーが量販店で購入するパソコンにも積極的にプリインストールされて広く普及しているのはご存じの通りだ。
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Windows 10から変わるバージョンアップをめぐる問題
マイクロソフトはサービスとしてのWindowsを戦略として打ち出そうとしている。その最初の一歩が、Windows 10だ。Windows 10は、Windows 7以降の環境に無償で提供され、さらに、将来のメジャーバージョンアップまでは無償で機能追加等が行われることになったという。
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5年前のパソコンがイライラするほど遅かったのかどうかを考えてみる
ウィンドウズデジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)が春商戦向けのパソコン販売促進施策を発表、タレントの柳沢慎吾氏を古いパソコンのイライラ撲滅統括本部長に任命。「古いパソコンのイライラあばよ!」キャンペーンを展開するという。
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正式に登場したAndroid版Officeの微妙な制限から見えてくるもの
MicrosoftがAndroidタブレット向けOfficeを正式リリースした。また、Windows 10 Technical Preview向けに、タッチ対応のOfficeアプリもプレビューリリースされた。iOS版は、すでにユニバーサルアプリとしてリリースされている。これで、現在、一般的に使われ…
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Windows Server 2003を使い続けるユーザーがいることから分かる悪循環
セキュリティベンダーのトレンドマイクロが、Windows Server 2003に関する企業の利用状況や、サーバー移行の進捗状況、そして、セキュリティ対策の実体についての調査結果を発表した。対象は、企業のサーバー運用に関わるIT管理者515名だが、その半数が、サポートが終了する7月以降もWindo…
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Windows 10無償アップグレードでOSの“デフラグ”はできるのか
1月21日にMicrosoftのキャンパスで開催されたWindows 10に関するブリーフィングでは、多くのことが明らかになった。なかでも注目しておかなければならないのは、Windows 10へのアップグレードがWindows 7以降に対して無償で提供されるということだ。Windows 7の初版リ…
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セキュリティ更新プログラムの事前通知が終了する意味を考える
MicrosoftがAdvance Notification Service(ANS)の配布方法を変更することを発表した。このプログラムは、毎月のセキュリティパッチ等の情報を事前に広く告知するためのもので、10年以上継続されてきた。今後はPremierサポートを利用している顧客および、セキュリティ…
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IoTの浸透でセキュリティ対策も変わる
2015年がやってきたからといって、いろいろなことがドラスティックに変化するわけではないことは分かっている。だが、世の中の動きに変化の兆しがあることは自明だ。そのカギとなるのがIoTだ。
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Windows 10はタッチファーストをどうコントロールするか?
過去において、プライベート用のWindowsとビジネス用のWindowsは基本的に同じものだった。もちろんActive Directoryのドメインに入れる、入れないといった機能の違いはあったが、コンシューマーにしてみれば、業務用の冷蔵庫を自宅で使うようなことを何十年も強いられてきた感がある。
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