山田祥平のWindows first
目次
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IoTの時代がやってくる…そのときWindowsは何を担っているのか
米大手の通信事業者ベライゾンが2015年エンタープライズテクノロジーのキートレンドを発表した。同社が通信事業者だからというのもあるが、同社ではビジネス成功のカギはネットワークの高信頼性と革新性にあり、さらに、IoTがネットワークのダウンストリームを加速するともいう。
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地域差にも注目したいWinServer2003サポート終了問題
Microsoftが2015年7月15日にサポートを終了するWindows Server 2003について、進捗状況を説明した。2014年末の時点で推定21万台となっていて、昨年末の36万台から大きく減少している。同社では、7月時点での稼働台数を5万台まで減少させるべく、各種の施策を予定している。…
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Android版OfficeのプレビューがWindows 10版より先に登場した理由を考える
Androidタブレット用のOfficeプレビュープログラムが始まった。今のところARM搭載の7~10.1型スクリーンを持つKitKatベースのタブレットだけで、Lollipopは未サポートだ。すでに製品版がリリース済みのiPad版に続いての登場となる。
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ライセンスがデバイス単位からユーザー単位に変わることの意味
マイクロソフトがWindowsについて法人向けの新しい包括ライセンスの提供を開始する。「Windows Software Assurance per User」がその新ライセンスだ。これまでのライセンスがデバイス単位であったのに対して、こちらはユーザーに対してWindowsをライセンスする。250…
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クラウド化が進むとネットワーク管理者の悩みも増える
日本マイクロソフトが、日本市場におけるクラウド事業強化の一環として、「Microsoft Azure」に加え、「Microsoft Office 365」、「Microsoft Dynamics CRM Online」を日本国内のデータセンターから提供開始すると発表した。同社にとっての「クラウド三…
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iOS版Officeがユニバーサルアプリであることの意味を考えておこう
MicrosoftはMobile First, Cloud Firstをスローガンにした戦略を推進している。この連載のタイトルのように、Windows Firstはすでに過去の話になっているといってもいい。そのことを如実に表しているのが先週発表されたiOS用のOfficeアプリだ。iPad用Off…
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クラウドか? オンプレミスか? サポート終了までに考えるべきこと
The Microsoft Conference 2014では、来年、つまり2015年7月15日にサポートが終了するWindows Server 2003についてもふれられた。日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏は、10月末の時点で残り26万台と、6月末の30万台から4ヶ月で4万台減を報告…
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変化を怖れなくなったマイクロソフトがWindowsをどう変えるか
日本マイクロソフトが東京都内でThe Microsoft Conference 2014を開催、約8400名の参加者を集めて同社のビジョンや製品/サービスの最新情報を紹介した。その基調講演で、同社代表執行役社長の樋口泰行氏は、同社創業以来3人目のCEOとなったSatya Nadella氏を「ただい…
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OSのバージョン断片化をどうコントロールするか、それが課題だ
iPhoneの新型が発売されるとともに、iOS 8が公開され、その配布がすでに始まっている。さらに、iPadの発表に併せ、そのiOS 8も再度のバージョンアップが予定され、まもなくOTA(Over The Air)での配布が始まるということだ。アップルによれば、iOSのバージョンアップ率はきわめて…
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コンシューマー向けの技術が業務用パソコンを変える
富士通がユビキタスプロダクトの新モデル発表会を開催、この秋以降に発売される法人、個人向けのパソコン、タブレット、ドコモ向けスマートフォン、タブレットの新モデルを発表した。同社のPCビジネスについては、コンシューマー市場は縮小し続けてはいるものの、法人市場は堅調であるという。
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OfficeもWindowsもどんどん変わる時代がやってくる
MicrosoftがWindows 10のテクニカルプレビューをリリースした。なぜ9を飛ばして10なのかという議論もあるが、いよいよここから「どんどん変わるWindows」の大規模な評価期間が始まるというわけだ。
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オンラインストレージの容量アップに喜んでもいられない理由
インターネット接続のために専用線を使っているような大企業ならともかく、SOHOなどでは一般的なコンシューマー向けサービスを使っている場合も多いだろう。光回線を使えば不満のないスピードでインターネット接続ができるので、業務に使っても特に不便を感じないだろうからだ。
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Windowsと“標準語”となったiOSとの差異を考える
先週は、iPhone 6発売で日本中が大騒ぎになった。さらに、同時にiOSのアップデート配信があり、多くのiPhone、iPadユーザーがそれを適用したはずだ。世の中で使われている新旧のデバイスのバージョンがいっせいに更新されたことになる。それに伴って、各アプリも対応版がリリースされている。手元の…
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個人ユーザーの環境の便利さに企業ユーザーが追いつけない理由
今、パーソナルコンピューターの世界で起こっているのは、コンシューマーライゼーションだ。つまり、コンシューマーの世界で使われているコンピューターの当たり前が、企業で使われるコンピューターでの当たり前になりつつある。
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バージョンアップが有償であることのメリットとデメリットを考えてみる
OSやアプリケーションをバージョンアップしても費用がかからないというのは、消費者側にとってはうれしいことだ。例えば、今、この文章を書いている「秀丸エディタ」というアプリを購入したのは20年以上前だと記憶しているが、以来、バージョンアップにお金を払ったことはない。最初に買ったときの4000円のみで消…
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クラウドサービスが変える、個人のセキュリティ意識
この秋はiOSやAndroidがアップデートされ、モバイルの世界が様変わりする。WindowsはWindowsでインテルのCore Mプロセッサ搭載機の登場で、ノートパソコンのモビリティがグッと高まることが期待できる。
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アンインストールしましたか?異例の更新モジュール取り下げ
これだからアップデートは様子見が必要。そう思った管理者の方は少なくなかったのではないか。月例のMicrosoft Updateを適用した環境が、ブルースクリーンなどで起動不可能になるトラブルが相次ぎ、Microsoftは、異例の更新モジュールの取り下げを行うとともに、すでに適用したユーザーに対して…
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新CPU「Core M」から見えてくる次のWindowsパソコン
インテルからCore Mプロセッサの詳細が発表された。コードネームBloadwellで開発されていた14nmプロセスの「Yプロセッサ」で、ホリデーシーズンには搭載製品が各社から発売されるという。
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Windowsパソコンのモバイル対応が進まないジレンマ
タブレットを含む Windows デバイスは、まだまだモバイル通信機能のないスタンドアローンのものが多い。デバイス単体で一般的なモバイル通信をサポートするには、サービス事業者から発行されるSIMカードを装着するスロットと、通信のためのモジュールが必要になるが、それらを実装するデバイスが限られている…
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Chromebook登場!はたしてWindowsの脅威となるか?
Googleが日本の教育市場向けと企業向けにChromebookの提供を開始した。具体的には、GoogleのChromebookプラットフォームを実装したハードウエアを、各パソコンベンダーが生産し、それをソフトバンクテレコム、ミカサ商事といった限定的なルートで販売するというものだ。