PR

 グローバルプロジェクトではステークホルダーとのコミュニケーションをプロジェクト開始時に計画し、ステークホルダーからミーティングに参加することのコミットメントをとっておく必要があります。この時、会議の目的達成の難易度と重要度をステークホルダーに理解させることこそが、グローバル会議の成功、グローバルプロジェクト成功の秘訣なのです。

 本コラムの第4回(コミュニケーションの頻度が上がれば、放たれた言葉の真意をくみ取れるようになる)で解説したように、グローバルプロジェクトは組織・地域・タイムゾーン・文化・言語の5つの障壁がプロジェクト組織内のコミュニケーションを妨げる要因となっています。そのため、国内プロジェクトに比べ、グローバルプロジェクトでは会議を調整するだけでも多くの工数がかかってしまいます。さらに、限られた時間内で会議の目的を達成しなければ、後続のタスクに大きな影響を及ぼすことが多いので、十分な準備が必要となります。

 例として、今回は、要件定義フェーズで日本本社、アメリカ支社、ヨーロッパ支社、インド支社の4カ国のステークホルダーがビジネス要件を調整する会議を考えてみましょう。

[画像のクリックで拡大表示]