PR

機種ごとの動作確認テスト

 パソコンではOSのバージョンごとに、アプリの動作を確認することが一般的です。それがモバイルデバイスではOSだけでなく、機種によって動作が異なることがあります。したがってOSのバージョンが同じでも、機種ごとにアプリの動作確認テストが必要になります。

バッテリー切れの心配

 モバイルデバイスはバッテリーの消費に課題を抱えています。このため外出先で、バッテリー切れによりアプリを使えなくなる可能性が少なくありません。こうした課題に対抗するための方策は第6回で解説します。

 ここまで述べたようにモバイルデバイスを業務で利用するには、さまざまな考慮点がありました。特に、ユーザーインタフェースと情報漏洩はモバイルならではの大きな問題であり、十分な対策が必要です。

 使い勝手が悪いユーザーインタフェースでは利用されなかったり、アプリを利用することで業務効率を下げたりしてしまいます。情報漏洩は、会社の存続さえをも左右する大きな問題となります。

 次回以降、モバイルデバイスの業務利用にまつわる様々な考慮点への対策を解説していきます。

末次 章(すえつぐ あきら) スタッフネット 代表取締役
日本IBM勤務を経て現職。iモード開始翌年の2000年から現在まで長期にわたり、さまざまなモバイルプラットフォームで業務アプリ開発に従事。その経験を広めるため、モバイルアプリ開発セミナーを毎月実施している。受講者は800人以上。最近はHTML5の活用に注力している。