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 NTTデータが2014年3月期の連結決算を発表しました(関連記事:NTTデータの2014年3月期決算は増収も、315億円の不採算案件で減益に)。不採算案件が営業利益を押し下げるのは、中間決算の説明会で既に発表していたことです(関連記事:NTTデータ岩本社長、「不採算案件はアンダーコントロール」ですかNTTデータの上期決算は大幅減益、不採算案件が営業利益を250億円押し下げ)。意外な感じは受けませんでした。今期は営業利益も回復の見込みです。

 印象的だったのは、通信業界向けの売り上げが減っている事実です。NTTグループでありながら、同業界向けのビジネスが少なかったNTTデータにとってのエポックメーキングは、iモードの基盤システムであるCiRCUS(サーカス)を、NECと共同で構築したことでした。CiRCUS、そしてiモードが役割を終えつつあるのではないか、と感じました。

 携帯電話の中心がスマートフォンに移っている今、iモードが役割を終えつつあるといっても驚きはあまりありません。ですが、1000台規模のサーバー群で急増し続けるトラフィックをさばいた、日本屈指のUNIXシステムであるCiRCUSが、と思うと複雑な心境になります。少し長く、システムを取材しすぎたのかもしれません。