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VAIO Duoがペーパーレス化の第一歩

 VAIO Duo 11はタブレット状に変形させることができ、ペン入力にも対応している。これを活用し、新規契約については、顧客の告知・確認事項や署名も原則タブレット画面上にペンで書き込んでもらうことで、紙の契約書の削減を狙った。

 顧客が希望する場合は紙の契約書発行にも応じるが、実際のペーパーレス化率は約95%に上る。C-SAAFの契約画面には、入力内容に不備がある場合はその場で警告が出て再入力を促す仕組みがある。このため契約書の不備の件数も、ペーパーレス化前と比べて7割減ったという。

 営業支援システムでタブレット型パソコンを活用するのは、生保業界では珍しくない。例えば、明治安田生命保険(関連記事:明治安田生命、営業職員向けにWindows 8タブレットを国内最大規模の3万台導入へ)や第一生命保険(関連記事:提案力と顧客接触率が大幅アップ、Windows 7タブレットを5万台展開)、住友生命保険(関連記事:営業職員にWindowsタブレット4万台、常時接続で端末にデータ残さず)などが、Windowsタブレットパソコンを導入している。

 ソニー生命も、すでにペンタブレットパソコンを導入していた。それにもかかわらず、なぜワコム製タブレットを追加導入したのか。

代理店チャネルのペーパレス化が課題に

 その理由は、保険商品販売チャネルの違いにある。老舗の生保は、営業社員や専業代理店を通じた販売が主力。一方ソニー生命の場合、同社以外の保険商品も取り扱う独立系代理店を通じた販売が少なくない。代理店経由で契約した保険では、依然として紙の契約書が残った。

 ソニー生命は、一部の代理店にはVAIO Duo 11自体を斡旋販売し、ここからC-SAAFシステムを利用してもらっている。だが、独立系代理店はすでにパソコンを保有しているケースが多い。1台10万円以上するパソコンへの新規投資を依頼するのは、ハードルが高かった。