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 レッドハット日本法人の説明会に行ってきました(関連記事:レッドハット、コンテナ仮想化「Docker」やストレージ「Ceph」に注力)。同社の勢いだけでなく、質疑応答で飛び出した「アマゾンにこんなに頼っていいのか」という廣川裕司社長の言葉が記憶に残りました。

 頼っているのは買い物ではなく、Amazon Web Services(AWS)を使ったクラウドで、頼っているのは、CIO(最高情報責任者)など日本企業のITに関してしかるべき立場にあるみなさんになります。廣川社長は「クラウドは見えない黒船。エンタープライズのCIOはオルタナティブを持つべき」とも話しました。

 AWS上のレッドハットのビジネスは、国内で倍々で成長していると言いますから、同社にとっては有力なパートナーです。パートナー批判とも取れる言葉を聞いたから記憶に残ったのです。

 パブリッククラウドの世界はAWS一強になりつつあるようにも思えます。廣川社長の言葉に、対抗勢力の存在によってより健全な競争が生まれることに対する期待や、急成長市場で有力な国産勢力が登場しないことに対するはがゆさを感じるのは私だけでしょうか。