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写真1●KDDI、NTTドコモが2014年夏モデル発表会を開催
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 2014年5月、KDDI、NTTドコモが相次いで夏モデルの新製品発表会を開催した。KDDIについてはau WALLET発表会プレゼンテーション端末囲み取材を、NTTドコモについても同様にVoLTE発表会プレゼンテーション端末囲み取材についてレポートした通りである(写真1)。

 スマートフォン・タブレットは依然としてICT業界における最もホットなカテゴリーであり、その最新製品が一挙披露される場としてのキャリア発表会は、欠かすことのできないイベントであると思われてきた。しかし三大キャリアの一角を占めるソフトバンクは発表会を当面見送ることを発表、KDDIも新決済サービス「au WALLET」を発表の中心に据えるなど、キャリア発表会のあり方自体にも注目が集まることになった。

 本特集ではKDDIとNTTドコモの夏モデル発表会を振り返りながら、今夏のトレンドを分析していく。第1回は、キャリアを取り巻く最新情報とともに、話題となった点を総括してみよう。

ソフトバンクが製品発表会を見送った理由

 連休明けの2014年5月7日、ソフトバンクが開催した決算発表会で同社代表取締役社長の孫正義氏が今後の製品発表会を見送ることに言及、話題となった(写真2)。既にソフトバンクは他キャリアの夏モデルに相当する端末として、シャープ製の「AQUOS Xx 304SH」を発表している(写真3)。しかし例年のような発表会形式ではなく、プレスリリースによる発表にとどまった。

写真2●決算発表会で質疑応答に応えるソフトバンクの孫正義氏
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写真3●ソフトバンクが発表した「AQUOS Xx 304SH」
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