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Windows Phoneの国内発売はあるか

 KDDIとNTTドコモの発表会では、Windows Phoneの国内発売予定についても改めて確認したものの、いずれも具体的な発売予定はないとの回答となった(写真1112)。両キャリアとも、依然として検討を続けている段階としていた。

写真11●質疑応答に応える田中社長
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写真12●質疑応答に応える加藤社長
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 マイクロソフトによるノキアの買収も4月末に完了し、いよいよマイクロソフトの製品ラインの一部に、Windows Phoneを始めとするノキアの携帯電話群が加わることになる。既に日本においても、日本マイクロソフトにノキア日本法人の従業員が合流しているという。

 ただ、これにより即座に日本でノキア製端末の販売が始まるわけではなさそうだ。ノキアは基本的に日本市場から撤退しており、従来機種のサポートなど一部業務を除けば、国内向けにスマートフォン製品を展開するための人員などリソースが存在しないためだ。

 日本マイクロソフトはSurfaceについて、日本全国の法人に向けた営業部隊を展開している。こういったチャネルを使ってWindows Phoneを提案していく可能性は十分にあるものの、まずは誰がどのように売り、サポートしていくのかという点について、体制を作る必要があるだろう。

 個人向け需要については、依然として不透明な状況だ。キャリア関係者も、現在の日本市場にWindows Phoneが入り込む余地があるか疑問視する向きが多い。MVNOなど、従来とは異なる販売チャネルの可能性も見えてきたが、「Windows Phoneが欲しいユーザーは、すでに(SIMフリー機を購入するなどして)持っているのでは」とのキャリア関係者の指摘もある。前回発売時の反省を生かし、どのように訴求していくかを改めて見直す必要があるだろう。