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相手への要求が甘い

芦屋:もっと気になることはこれです。

それまでに、貴社での教育に関するコンセプトを確定いただき、それを受けて、ご要望の「まったく新しい、他社に例がないオリジナルな教育カリキュラム」を検討させていただきたいと存じます。

芦屋:先方の教育のコンセプトが決まらないのに、新しい教育コンテンツが提案できるはずがありません。

戸田:それは、確かにそうですね。でも相手が決められないなら、仕方がないですよね。私ずっと待ちます。そういう男なんです。

芦屋:ダメです。待たないでください。もし、ずっと決まらないなら、提案もずるずるのびて、料金をもらえないまま、営業コストだけ出ていく「ただ働き状態」が続いてしまいます。

戸田:それは嫌です。赤字になってしまいます。僕はどうすればいいのでしょう?

芦屋:こういう場合は、一度提案を止め、相手の出方を待つか、「決めてください」とビジネスライクに言うしかありません。

戸田:うーん、やっぱり尽くし過ぎるのはダメなんですかねえ……。もう、僕は治らないんですか、ドクター?

芦屋:まあ、今の段階なら完治しますよ。今から治療をします。見ていてください。

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