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Windows 8.1 Updateでのサイドローディングの変更について解説する<a href="http://blogs.windows.com/windows/b/springboard/archive/2014/04/03/windows-8-1-sideloading-enhancements.aspx" target="_blank">米Microsoftのブログ</a>
Windows 8.1 Updateでのサイドローディングの変更について解説する米Microsoftのブログ
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 Windows 8.1 Updateは、企業内で使われるPCの構成に大きな影響を与えるかもしれない。というのも、サイドローディングができる条件が緩和されたからだ。サイドローディングは、本来は、ストアを通じて配布しなければならないモダンUIのアプリを企業内限定で配布することができるようにするための方法だ。これまでは、Enterprise版かつ、同じドメイン内にあるPCに対してのみ許可され、他の環境では別途プロダクトキーを購入するといった手続きが必要だった。

 ストアアプリはMicrosoftアカウントがなければ利用できないが、アカウントをエンドユーザーに取得させた結果、勝手気ままにアプリをインストールされては困る。でも、モダンUIそのものは、企業内の業務アプリで使うにも魅力的ではある。ところが、使いたいけれど使えないしコストもかかる。こうしたジレンマを克服するために、ブラウザで利用できるウェブアプリを業務用に使ってきた現場も少なくないはずだ。

タッチファーストで生産性を変えていく

 タッチの操作は、用途を選べばとてもわかりやすく、教育に要するコストも低く抑えることができる。しかも、昨今は、デジタルネイティブどころか、タッチネイティブなユーザーも増えてきている。スクリーンは触って操作できることが当たり前だと思っているユーザーが、これからはどんどん増えていくだろう。

 もちろん、キーボードやマウスがパソコン操作の王道であることは、今も昔も変わらない。ただ、それにタッチが加わることで、別の意味での生産性を高めることができる。

 そのためにも、企業の現場でモダンUIのアプリがどんどん使われるようにならなければならない。とはいえ、Officeアプリがなければ仕事にならないという現状では、モダンUIのみの環境は夢のような話だ。それでも、タッチファーストのOfficeアプリが出てくるのは時間の問題だろう。クラッシックデスクトップ上でレガシーアプリを使わなくても業務ができるようになることで、企業内のパソコンの使われ方には、大きな変化が訪れるに違いない。

山田 祥平(やまだ しょうへい)
フリーランスライター
1980年代、NEC PC-9800シリーズ全盛のころからパーソナルコンピューティング関連について積極的に各紙誌に寄稿。Twitterアカウントは @syohei