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 設備の故障、チョコ停、または設備が関係する不良などで、お困りではありませんか。その場合には、すぐに「なぜなぜ分析」を実施するのではなく、トラブルが発生している部位、箇所の管理すべきパラメータを列記してみましょう。

 管理すべきパラメータが、温度なのか、圧力なのか、電力量なのか、流量なのか、ただ単なる位置関係、または力関係なのか。

 そして次は、それらパラメータが何によってコントロールされているのかを、それぞれのパラメータの後ろに並べてみましょう。コントロールしているのは、熱電対とヒーターなのか、流量計と制御弁なのか、またはLMガイドとセンサーなのか。

 さらに、それら部品がそれらパラメータを適切にコントロールするためには、どのようなことが重要かを、それぞれの部品の後ろに列記してください。その例を図にすると以下になります。

 このような基本的な知識は、慢性的に発生するトラブルなどを解決する場合には不可欠です。ところが、意外に、このような事柄について理解せずに、分析に着手しているケースが少なくありません。

 これらのことを実践的に体で覚えているならともかく、職場にはこれらのことを、まだまだしっかり理解できていない人も多いはずです。

 業務や作業について「なぜなぜ分析」を実施する時と同様に、あらかじめ確認しなければならないことはしっかり確認し、構造やつながりなどを理解してから、分析していきましょう。

 実は、このようなことを実施するだけで、問題が見えてくるケースも少なくありません。そこで、私のコンサルティングの場合は、職場の状況を見てから、どの方法で対処するか見極めています。

まとめ
工場設備の不良などトラブルがあった場合、まずは設備を構成する部位に着目しよう。「管理すべきパラメータと基準」「パラメータを制御するもの」「制御部位のチェック項目」の3つを図示して、不良の原因分析に取り掛かるのが得策である。