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 集客媒体は、1つとは限らない。検索エンジンや各種広告媒体、自社が発行するメールマガジンやソーシャルネットワークなど多岐にわたる。Web広告1つをとっても、施策に応じて複数の媒体を使い分けるケースがほとんどである。

 マーケティング手法はWebサイトだけにとどまらず、スマートフォン向けのアプリを用意したり、動画を用いたり、オフラインの店舗と連動した施策を導入したりするなど、選択肢は増えている。

 マーケティングの結果、ユーザーにとってもらいたいアクションは、オンライン購入や会員登録などWebサイト上で完結するものも多数あり、さらにはソーシャルメディアへの拡散や、電話での問い合わせなどWebサイト外で発生するアクションもある。

 このようにデジタルマーケティングの選択肢が広がったとき、そのデータはどうなるだろうか。マーケティング施策の選択肢ごとにデータが生まれ、すべての選択肢をカバーするデータは膨大な種類・量になることが想像できる。

 また、社内にはすでにCRMシステムに蓄えられたユーザーに関するデータや、TVCMに関するデータなど、デジタルマーケティング施策と関連付けると有意義な活用ができそうなデータが存在するだろう。ただし、これらのデータが分散してしまっていては解析・活用するのは困難になってしまうため、できる限り統合されていることが望ましい。

 次に、デジタルマーケティングの「深まり」とは、ユーザーとの関わり方が密接になり、ユーザーをより深く意識するようになったことを示している。

 例えば、先ほどのように、ユーザーが使うデバイス・集客のための媒体・マーケティング手法・ユーザーに起こしてもらいたいアクションを例にとって検討しても、デジタルマーケティング施策の変化は、ユーザーとの関係の密接化、ユーザーに対する意識の深化につながっていることがわかる。

図2●デジタルマーケティングの深まりの一例
図2●デジタルマーケティングの深まりの一例
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