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アナリティクスプレミアムとBig Queryの組み合わせ

 それでは、具体的にはどのような解決策があるだろうか。

 1つの組み合わせとして考えられるのは、Google アナリティクスプレミアムとBig Queryだ。どちらもGoogleが提供するプロダクトだ。

 Google アナリティクスプレミアムは企業向けのアクセス解析ツールで、デジタルマーケティングデータの蓄積・解析プラットフォームとして十分な機能を持つ。Big Queryは、大量のデータをGoogleクラウドのリソースを利用して安価・高速に解析できる。

 これら2つのプロダクトの組み合わせが優れている点は、以下の3点にある。

  1. どちらもクラウド上で動作すること
  2. オンプレミス型のプロダクトと比較して導入に際して巨額のインフラ投資が不要であること
  3. どちらも開発者向けドキュメントが公開されており、システム部門が具体的な検討を行いやすいこと

 連載第2回でご紹介したとおり、Google アナリティクスの新機能であるユニバーサルアナリティクスでは、ユーザーのIDに基づいたデータの収集と、マルチデバイス環境でのデジタルマーケティングデータの収集がサポートされる予定だ。

 この機能は、今後更に選択肢が増加するデジタルマーケティングのデータを収集・蓄積・統合するプラットフォームを整備するために、非常に役に立つ。

 また、アクセス解析ツールとして成熟しており、すぐに使えるようなレポート画面が十分に用意されている。このため、チーム内でデータを共有しながらWebサイトを解析するプラットフォームとして利用しているケースは非常に多い。

 ただし、ユーザー単位での詳細なデータ解析や、独自の視点での解析に柔軟に対応するようには、作られていない。そこで、企業向け有償版であるGoogleアナリティクスプレミアムでは、収集されたデータを、Big Queryで解析するためのテーブルとしてエクスポートする機能が提供されている。