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 第5回では、Googleアナリティクスプレミアムで収集されたデータが、どのようにBig Queryで利用できるかを説明する。

セッションデータエクスポート機能

 前回、GoogleアナリティクスプレミアムとBig Queryの組み合わせにより、デジタルマーケティングデータの解析・活用とビッグデータ解析・活用の課題を解決する方法を紹介した。

 Googleアナリティクスプレミアムで収集したデジタルマーケティングに関わるデータは、レポート機能を使って解析・活用することもできる。ただし、得られるデータは基本的に集計後の値(合計や平均)であり、これ以上の加工や再集計は難しい(図1)。

図1●Googleアナリティクスプレミアムのレポート画面で確認できるデータの例。<br>通常のアクセス解析ツールで得られるデータは基本的に合計や平均といった集計後の値である。
図1●Googleアナリティクスプレミアムのレポート画面で確認できるデータの例。
通常のアクセス解析ツールで得られるデータは基本的に合計や平均といった集計後の値である。
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 一方で、データ収集直後・集計前の「生の」データが存在する。このデータは、ユーザーそれぞれのオンラインでの行動を、1回1回のユーザーインタラクションごとに収集したデータである。

 このようなデータは膨大な量になり、そのままでは解析が難しい。従って、各解析ツールはこのデータをよく利用される解析方法に合わせて事前に集計し、見やすいレポートとして表示する。

 ユーザー単位の解析や独自の視点での解析を行うためには、こういった「生の」データを対象とした処理を行う必要がある。そのためには、まずそうしたデータを入手し、次に膨大な生データを処理して解析を行わなければならない。

 生のデータを提供するために、GoogleアナリティクスプレミアムはBig Queryエクスポート機能を用意している。