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 第7、8回の2回にわたって、サンプルデータを使って実際にGoogleアナリティクスプレミアムのデータを、Big Queryで解析するまでの手順を紹介する。

解析を始めるために必要な準備

 これまでに、GoogleアナリティクスプレミアムからBig Queryにエクスポートされるデータの種類・構造と、データの解析・活用例をいくつか紹介した。

 GoogleアナリティクスプレミアムのBig Queryエクスポート機能を利用すると、オンラインでのユーザーの行動を解析するための多くのデータを入手し、高速に解析して活用することができる。そのためには何が必要かを、下記に示す。

1.Googleアナリティクストラッキングコードのインストール

 ユーザーの行動を解析したいWebサイトやモバイルアプリケーションから、Googleアナリティクスにデータを送信するためのトラッキングコードを設置し、必要なデータがGoogleアナリティクスに集約されるようにする。

 Webサイトが大規模であればあるほど、この作業には十分な計画・設計が必要になる。多くの場合は、システム部門の協力が必要になるだろう。

2.Google Cloud Platformのプロジェクト作成・課金設定・Big Queryの有効化

 データのエクスポート先であるBig Queryを利用するためには、Google Cloud Platformのプロジェクト作成と、課金情報登録を行い、Big Queryを有効化しておく必要がある。

3.Googleアナリティクスプレミアムの契約

 Big Queryエクスポート機能は、有償版のGoogleアナリティクスプレミアムのみ提供される。したがって現在無償版のGoogleアナリティクスを使用している場合は、Googleアナリティクスプレミアムの契約を新規で結ぶ必要がある。