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社員全員が分析官に

 『統計学が最強の学問である』の著者は、「データサイエンティストブームは一過性。誰もがデータ分析できる時代が早晩来る」と説き、本著でそれを体系的に示した。

 冒頭では「利益に直結する『アウトカム』を決める」「説明変数を挙げる」といった分析のプロセスを明示。「仮説にこだわると視野が狭まる」など、データ分析の定石を見直しているのが興味深い。

 第2章以降は仕事で統計解析を実践する手法を指南。エクセルのワークシートを例示し、関数などの統計解析機能をどう使うかを具体的に示している。文中のコラムで統計学の基本に触れ、理論と実践をカバーしている。

1億人のための統計解析


1億人のための統計解析
西内 啓 著、日経BP社発行、1944円(税込)


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