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顧客の立場で考えることはやっぱり大事だった

所長「4Pではなく4Cの視点で考えれば、壁に穴を空けたい顧客はドリルを欲している──というマーケティング・マイオピアに陥ることを防ぎ、真に顧客ニーズに沿ったソリューションを提供できるに違いありません」

榊田「なるほど」

所長「ほかにも語りたいことは山ほどあるのですが、少なくとも以上はコトラーのマーケティング論の基本として押さえておきたいですね。では、私もコトラーの流儀でキミのニーズを推し量りましょう」

榊田「えっ、ボクのニーズですか?」

所長「そうです。顧客すなわちキミの立場になって考えるに、本日は給料日5日前。お金がない。何とか前借りはできないものか──。これがキミのニーズでしょう」

榊田「うーん、大正解。やっぱ顧客の立場で考えるって、大事なことなんだ」

中野 明(なかの あきら)
主に経営経済、情報通信、歴史民俗の3分野に関するノンフィクションを執筆する。PC Onlineでは「Excelグラフはこのツボを押さえなさい」を連載中。主な著作は『今日から即使えるドラッカーのマネジメント思考』『今日から即使えるコトラーのマーケティング戦略54』(朝日新聞出版)、『悩める人の戦略的人生論』(祥伝社新書)、『「超ドラッカー級」の巨人たち』(中公新書ラクレ)など多数。