PR

 就職、結婚、住宅購入…。さまざまなライフイベントに密着したメディアを運営するリクルートには、顧客の行動や嗜好に関する膨大なデータが蓄積されている。この分析に取り組むデータサイエンティストたちは何をやりがいに感じ、どんなふうに仕事をしているのだろうか。転職サイトの開発で実績を上げたリクルートキャリアの原田氏に聞いた。

 データサイエンティストとしてリクルートに移籍後、転職支援サイト「リクナビNEXT」の会員向け機能の開発などに携わっています。

リクルートキャリア 中途事業本部領域企画統括部データサイエンスグループ データサイエンティスト/原田 博植(はらだ ひろうえ)氏●シンクタンクにアナリストとして8年在籍後、外資系ITベンチャーでデータ分析に携わる。2012年3月、データマイニングを行うためリクルートに入社。以後、リクルートキャリアでデータ活用環境の整備やデータマイニングなどを推進。2013年10月に新設したデータサイエンスグループの立ち上げも担う。
(写真撮影:村田 和聡)

 「ビジネスに貢献してくれそうだ」という期待の高まりから、データサイエンティストを育成・採用する企業が増えています。だからこそ期待を裏切らないよう、データサイエンティストはいくつかの「出口」を意識する必要があります。

 その1つが「データ分析でどんなビジネス上の成果を出すか」という出口です。この出口には、データを使ってビジネスを進めていきたい業務現場のリーダーたちがいます。難しい言葉で分析技術の良さをアピールするのではなく、相手の懐に入り耳を傾けることで信頼関係をまず構築し、ニーズをつかむことがポイントです。さらにニーズの実現にとどまらず、企画担当者の意図を汲んだ的確な提案にもつなげていきます。

 この出口を意識したことで、データサイエンティストとして関わった、リクナビNEXTの新機能「転職仲間」の開発プロジェクトに貢献できたと思います。この機能は、自分と地域や年齢、職種が似ている他の転職希望者が、どんな企業に応募しているのかを伝えて参考にしてもらうものです。