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 情報誌からネットへと事業の軸足を移しても、コミュニケーションと行動を大事にするリクルートの企業文化は変わらない。データサイエンティストもしかり。1日中机に張り付いて分析しているわけではない。有名データサイエンティストの1日に密着した。

 密着したのはリクルートテクノロジーズ(東京・千代田) ビッグデータグループの西郷彰シニアアナリスト。就職や住宅、物販などリクルートホールディングス傘下の事業会社が運営する情報サイトの情報を分析し、現状の可視化や将来の予測を行う。

 9月末のある日の仕事は、朝9時からのミーティングで始まった。人材情報サイトを運営するリクルートジョブズの東京・銀座のオフィスで、テクノロジーズとジョブズ両社からデータサイエンティストとエンジニアが参加。サイトの運営責任者である板澤一樹グループマネジャーを囲んで議論が盛り上がる。 

 事業会社とシステム機能会社という関係の両社だが、気心は知れている。ジョブズのデータサイエンティストである神里栄氏は入社前に西郷氏の部署でインターンの経験があり、大坪弘典氏は大規模分散データベース技術のHadoopを学ぶため、西郷氏の部署に「修業」に出ていたからだ。分析結果のディスカッションを仕切る西郷氏。この時はデータに基づく発想と判断を重視する理系の顔を見せる。

(写真:稲垣 純也)
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