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星井 龍也 氏
1952年福岡県生まれ。2005年に常務執行役員としてジャパネットたかた入社。08年に専務執行役員、11年に執行役員副社長。12年にジャパネットコミュニケーションズの社長に就任。以降ジャパネットたかたの取締役も兼任し、情報システム部門と配送管理を行う商品管理部門を統括する。
(写真:菅 敏一)

 当社では、新しいハードウエアの導入を積極的に行っている。3年前には、データベースを運用するサーバーのストレージをSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)に置き換えた。また今年、そのSSDをさらに高速なフラッシュストレージに置き換えている。新ハードの導入に積極的なのは、若手の育成にとっても有効だからだ。

 今、多くの企業の情報システム部は、部員の間での知識格差が大きくなっていることに悩んでいることと思う。

 1960~70年代に日本企業が初めて情報システムを導入した頃は、皆が手探りで、システムの全てを理解しなければならなかった。しかしその後、システムの規模が拡大するにつれて、担当は細分化し、一人の部員がシステムを広く深く知ることはできなくなった。

 その結果、システムの初期導入に関わった部員とそうでない部員との間に、知識の差が生じてしまったのだ。

 私が2005年に常務執行役員としてジャパネットたかたに入社した際、システム部の最大の課題は、メインフレームで稼働していた基幹系システムをオープンシステムに移行することだった。私は、この基幹系の刷新を人材育成上で20年に一度のチャンスだと捉えた。