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 私たちはHOWツリーの作成作業を通じて三つのアイデアを導き出した(図4)。

(1)「プロジェクトを第三者の眼から管理する体制を作る」
(2)「標準ルールを構築する」
(3)「ドキュメントフォーマットを標準化する」

図4:解決策を導き出すのに使った「HOWツリー」
図4:解決策を導き出すのに使った「HOWツリー」
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 (1)の「管理する体制を作る」とは品質管理を行う専門組織を作るというものだ。これがプロジェクト管理室の発足につながった。

 専門組織に専任者を置き、グループが現業として行っている情報システムの開発案件をレビューしたりモニタリングしたりする。開発に携わっている当事者以外の専任者が評価する体制を組むことにより、品質低下につながる要素を見逃さないようにする。

 (2)の「標準ルールを構築する」というのは、管理するに当たっての社内共通のルールを作るというものである。