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 シリコンバレーの若い起業家たちから、斬新なアイディアが生まれている。最近では、インターネット上のおしゃれなサービスより、リアル社会と結びついた生活に直結したサービスを手がける起業家が増えてきた。そうしたスタートアップ企業を、人気アクセラレーター「500 Startups」が育成する企業を例にレポートする。

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イノベーションが生まれる場所

 500 Startupsは、マウンテンビュー(カリフォルニア州)に拠点を置く、ベンチャーキャピタルである。500 Startupsは、投資を行うだけでなく、インキュベーターとして起業家育成に力を注いでおり、アクセラレーターと呼ばれる。

 アクセラレーターという名称が示唆しているように、起業家たちは短期間(3~6か月)での製品開発が求められ、完成したプロトタイプを投資家の前で披露する。このイベントはDemo Dayと呼ばれる。2014年は5月8日に、Microsoftシリコンバレーキャンパスで開催された(上の写真、出典は断りがない限りVentureClef)。

 今回のDemo Dayは第8期生の発表イベントで、29社が最新技術をステージ上でアピールした。起業家の平均年齢は20代半ばで、若者の視点から開発された製品が数多く登場した。これら製品は市場で評価を受け、認められたものだけが生き残るという厳しい現実が待っている。ただ、Demo Dayは大学の文化祭のようで、お祭り騒ぎでイベントが進行した。今までにもこのステージから、有望な新興企業が全米にデビューしている。