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 Solid2014が掲げる「ソフトとハードの“衝突”による新たな付加価値の創造」。この話題を語るのは、必ずしもグーグルのようなソフトウエアに軸足を置く企業だけではない。Solid2014には、ゼネラル・エレクトリック(GE)やフォード・モーターのキー・パーソンも登壇。ハードウエア企業を代表して、ソフトウエアの価値を語った。

“ハードウエア・ファースト”企業の挑戦

 Solid2014の基調講演でGEのベス・カムストック氏(写真1)が語り始めたのは、意外にも「ハードウエア・ファースト」の企業の実績と自信だった。

写真1●ゼネラル・エレクトリック(GE)のベス・カムストック氏
写真1●ゼネラル・エレクトリック(GE)のベス・カムストック氏
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 カムストック氏は、「GEは、“ハードウエア・ファースト・カンパニー”として、130年間の実績がある。私たちはハードウエアを知っている」と語り、高温に耐えるジェットエンジンの中の複合材料など、限界を押し上げてきたいくつかの例を紹介した。それらの魅力的なハードウエアに、ソフトウエアやデータ分析を重ねることで、個々の製品が「賢く」なり、結果としてこれまで以上に生産的であり、輝くものになるという。

 実際、同社は2011年に北カリフォルニア州のサンラモン市にソフトウエアセンターを設立。製品開発の柱の一つにしている。飛行機のジェットエンジンには、既に数百ものセンサーが搭載されており、1回のフライトで平均1Tバイトのデータを抽出しているという。これらのデータを解析して、異常を早期に発見し、事故を未然に防いでいるというのである。