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スマホを紛失しても画面ロックがあれば安全?

一応の効果はあるが、大事なデータや個人情報が漏れる可能性はある

 スマートフォンには、他人の不正利用を防ぐための「画面ロック」機能がある。いったん待ち受け画面に移ると、ユーザー認証を通らない限り、特定の機能以外は操作できないという仕組みだ。

 ただし過信は禁物。例えば、画面ロックの方法として一般的な暗証番号認証は、4桁の数字だけなので安全性が低い。Androidには、画面上にある9つのドットをなぞる順序(パターン)で認証する方法もあるが、「Z」や「L」など単純なパターンは推測されやすい。パターン認証を使うなら、自分が忘れない程度に複雑な順序に設定しておこう。

 なお、液晶ガラスやフィルターの種類によっては、指紋が付着しやすい。悪意を持った第三者が、指紋の付着具合から暗証番号を推測して不正利用した例もある。画面の汚れにも注意しておこう。

 一方、画面ロックを強固にしても、取り外しできるメモリーカードは守りようがない。つまり、ここに保存したデータは抜き取られてしまうリスクが特に高い。

 第三者がSIMカードを抜き取って別のスマートフォンに挿して使ったり、逆に格安SIMなどでスマートフォン本体を不正利用したりする恐れもある。いずれにせよ、紛失や盗難に気付いたら、即座に携帯電話会社に連絡すること。SIMカードだけでなく、スマートフォン本体も固有番号を判別して通信をロックできるので不正利用は防げる。

 紛失や盗難に備え、AndroidスマートフォンやiPhoneが搭載するセキュリティ機能を設定しておこう。遠隔地からスマートフォンの所在を調べたりデータを消去したりできる。

●画面上の指跡でロックを見破られる恐れも
よく使う暗証番号は4桁で、指紋などで特定される恐れがある
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●カード類は保護できない
画面ロックをかけてもSDメモリーカードに保存したデータは保護できない。SIMカードを挿し替えられて不正利用される恐れもある
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●OSの機能で事前に紛失や盗難の対策を実施しておく
グーグルが配信している「Androidデバイスマネージャー」と呼ぶアプリを導入すると、端末の位置特定や遠隔データ消去が可能になる(左、中)。iPhoneの「iPhoneを探す」もほぼ同様の機能だ(右)。機能を利用するには事前の設定が必要になる
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