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 日本航空(JAL)の植木義晴代社長は昨日、定例記者会見の席で、6月5日に発生したシステム障害(関連記事:JAL、運航管理システム障害で国内線150便が欠航)に関して謝罪した。この会見にはCIO(最高情報責任者)を務める石関佳志常務執行役員IT企画本部長も同席した(関連記事:JALシステム障害の原因を社長とCIOが説明、「不要データが滞留」)。

 システム障害が発生してから1週間以内に、経営トップとCIOが一緒に説明する。こうしたケースは多くはないだけに、JALの今回の動きを見て、少々驚いた。

 社長が謝罪するだけでは、障害の理由が判然とせず、すっきりしないもの。経営トップとしての、再発防止策に向けた意気込みを語ってもらいたい。かといってCIOだけが記者会見で、障害の技術的な理由を詳しく説明するだけでも足りないだろう。

 JALの件は、システム障害の記者会見ではあるが、CIOの重要性が高まっていることを感じる。社長とCIOは一丸となっている。このことを会社として示していくことは、企業として重要な姿勢だと思うのだが、いかがだろうか。