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 新人営業のD太君と先輩SEのM子さんの今日の訪問先は、中堅アパレルのQ社です。生産管理で苦労している東南アジアの工場の現場で起きている課題解決を、ITを活用して支援したいとのこと。情報システム部のH主任とFさんに、テレビ会議システムの活用を提案しました。

D太 東南アジアの工場に問題が生じているとか?

H主任 そうなんだ。現地の工場の生産管理担当者から、「生産がうまくいかない」とか「品質にばらつきが生じているけどどうしたらいいか」という電話がよくかかってきているんだ。

D太 どのように対応しているんですか。

H主任 生産管理のエキスパートが電話で現地の社員と話しているんだけど、そもそも現場で何が起きているのかを把握するのが難しいようだ。

Fさん 「電話だと隔靴掻痒の感がある」と嘆いていましたね。

D太 エキスパートの方は、現地に出張して指導したりしないのですか?

H主任 海外工場を立ち上げる時は泊まり込みで指導していたけど、彼は当社の生産管理のエース級のエキスパートなので、国内の工場からも引っ張りだこという状態。なかなか海外に行く時間が作り出せないようだ。それで、ITを活用して現場を支援したいと考えているんだ

D太 では、テレビ会議を活用しましょう。

H主任 テレビ会議?大型テレビとカメラをセットした会議室を大容量の通信回線で接続して、お偉いさん同士が会議するあれのこと?

D太 ハイ、そうです。

H主任 (首をひねりながら)日本の生産管理の専門家は国内の工場で勤務しているけど、そこに役員室並みの設備を用意する案が経営会議で了承されるとは思えないな。

Fさん 現地の工場についても同じことが言えると思います。

M子 実は今、工場の生産を止めたくないと考える製造業の間で、テレビ会議の導入が進んでいるんですよ。