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 これによってアプリが実際にどのような動きをするのか、ユーザーが事前に知り、納得した上で購入することができる。

 3つ目の営業力の強化では、開発者から非常にリクエストが多かったアプリのバンドル販売が認められた。

 あるアプリを買った人は、同じ会社から出ている他のアプリを安価に購入できる、というもので、例えばコストをかけて開発した人気アプリの新バージョンを旧バージョンのユーザーに対してだけは優遇販売する、といった形でも使えそうだ。

 これ以外にシリーズ物のアプリやスイート型アプリの販売にも便利そうだ。

 App Storeには、こうした販促用の機能に加え、アプリのユーザーテストをしやすくする開発中のアプリの配布をサポートするサービス、「TestFlight」でのアプリ提供の機能も標準装備される。

写真9●開発者からの要望が大きかったアプリのバンドル販売も認められた。
写真9●開発者からの要望が大きかったアプリのバンドル販売も認められた。
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写真10●開発中のアプリをユーザーにテスト配布できる「TestFlight」。
写真10●開発中のアプリをユーザーにテスト配布できる「TestFlight」。
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iOSに激震をもたらす機能拡張の解禁

 ソフトエンジニアにとって、それに負けず劣らず大きなビジネスチャンスをもたらしそうなのが機能拡張型ソフト提供の解禁だ。これまでApp Storeでは単体で機能完結したアプリの提供と利用しか許容しておらず、例えば文字入力のキーボードや、画像加工のフィルター、ユーザーの目につきやすい場所に必要な情報を表示するウィジェットなどの提供は「Jailbreak」(編集部注:ジェイルブレイク。セキュリティホールを突くなどしてユーザーのアクセス制限をくぐり抜け、開発者が意図しない方法でソフトを動作できるようにすること)をしたiPhoneでしか実現していなかった。

 しかし、ついにこうした機能拡張の利用が数億人が使うiOSの標準環境下で解禁されたのだ。