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企業利用を促進する3つの進化でSIerにもゴールドラッシュ

 ここまでの発表だけでも十分過ぎる大ニュースだが、発表はこれだけにとどまらない。

 今回の発表はSI(システムインテグレーター)あるいは法人営業系の人たちにとっても無視できないものになった。iPadは既にFortune 500企業の98%が導入する人気のビジネス機器となっており、日本でもダイワボウ情報システムや大塚商会をはじめ、ソフトバンクやその関連会社の法人営業部隊、KDDIの法人営業部隊に加え、今後は新たにNTTドコモの法人営業もiPadの企業向け販売に力を入れていくものと思われるが、この秋以降のiPad導入に有利な情報もWWDCで大量に発表されたのだ。

 発表された機能は主にセキュリティ強化、協調作業の強化、そしてMDM(Mobile Device Management)の3つに分類できる。

写真21●iOS 8のリリースで、エンタープライズ市場攻略の姿勢をさらに加速する。
写真21●iOS 8のリリースで、エンタープライズ市場攻略の姿勢をさらに加速する。
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写真22●機能強化の柱となるのは、「セキュリティ」「協調作業」、そして「MDM(Mobile Device Management)」の3つだ。
写真22●機能強化の柱となるのは、「セキュリティ」「協調作業」、そして「MDM(Mobile Device Management)」の3つだ。
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 まずセキュリティー面では「メール」や「カレンダー」「連絡先」「リマインダー」「メモ」やサードパーティー製のアプリも、iOS機器の再起動後にパスコードを入力しないと利用できないといった基本の強化からS/MIMEを使ったメール1通1通の内容の暗号化にも標準機能で対応している。