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 日本時間6月20日7時にキックオフとなった、グループリーグ第2戦のギリシャ戦。前半38分に相手チームのカツラニス選手が退場となり数的優位で試合を進められたが決め手を欠き、0-0のスコアレスドローとなった。ボール支配率やパスの数、成功率はコートジボワール戦から著しく改善したものの得点を奪えなかった裏には、日本チームに相手の守備陣を読んだ工夫や膠着した状況を打開するアイデアの不足があった。(ITpro編集部)


 ギリシャ戦は、相手が前半に退場者を出していたこともあり終始押していた展開だった。しかし日本チームは引いた相手を崩すための攻撃のパターンが少なく、得点を奪えないままに終わった。

圧倒的なボール支配率

表1●2014年ワールドカップブラジル大会グループC ギリシャ対日本戦の基本スタッツ
ボール支配率は68.1%と高く、パス本数と成功率はコートジボワール戦よりも伸びた

 コートジボワール戦と比較してギリシャ戦は、シュートの数は9本から17本に増えた。パスの数は369本が585本に増え、パス成功率は76.7%が85.1%に上がった。ボール支配率はギリシャ戦で68.1%であり、41.6%だったコートジボワール戦に比べて大きく伸びた(表1)。

 全てのパスの軌跡を見ると、コートジボワール戦との違いは一目瞭然。また、どちらの試合も左サイドでのパスが多かった(図1)。

図1●日本チームの全パスの軌跡 ギリシャ戦(下)パスの総数は585でコートジボワール戦(上)の約1.5倍となった。どちらの試合も左サイド(画面右上)でのパスが多い
図1●日本チームの全パスの軌跡
ギリシャ戦(下)パスの総数は585でコートジボワール戦(上)の約1.5倍となった。どちらの試合も左サイド(画面右上)でのパスが多い
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