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 将来的な狙いは「当社のチップに慣れ、良いと思ってくれた作り手がいずれ自分の製品に採用してくれる」ことと言います。すでに存在するベンチャー企業よりも、個人のコミュニティに注目していて、さまざまな形でモノ作りをする時代を見据えています。

 実際に本気で開発に取り組もうとする小規模“メーカーズ”は少なくないようです。開発スタッフが提案したものの、Hoddie氏はきっと売れないと思っていた「Kinoma Insider」というプランがありました。本体を提供するほか、Kinomaのエンジニアが10時間、リモートから開発の手伝いをするというものです。499~599ドルという料金でしたが、5人の枠がすぐに売り切れ、追加で3人が購入しました。

 このように注目を集める個人の“モノ作り”の世界。従来は大手メーカー向けで高価だった開発ボードを、個人向けに安価に発売する半導体メーカーの例はほかにもたくさんあります。手近なボードを使って電子工作を始めれば、あなたもいずれ“メーカー”の仲間入りができるかもしれません。