今、ITの現場で圧倒的に求められるのが、広範な技術を極めたITアーキテクトだ。全社システム基盤の刷新のように難しい案件が増え、その価値は高まる一方である。ITアーキテクトは現場でどのように考えるのか。どうすれば、そうなれるのか。トップアーキテクトに取材し、ヒントを探った。
これが日本のトップアーキテクト
目次
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第8回 本質語る人をウオッチし続けよう
今はインターネットによる情報過多の時代だ。情報量の多さがかえって、技術の本質をつかみにくくしている。
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第7回 進化の流れから見いだせる不変性
私は、ITとは電子的なメディアに人の形が投影されたものだと捉えている。自動車を例に説明すると、内燃機関の動作原理に人の要素はないが、運転席には人にとっての運転しやすさが投影されている。運転席に座り前方を確認しながら、ハンドル、アクセル、ブレーキで操作する。これら昔と変わらない仕掛けは、人の身長、骨…
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第6回 仮説立案・実践・検証の3ステップ
近年、ユーザーに提供するシステムを構成する要素はどんどん移り変わっている。アプリケーション開発の観点では、新たな言語やフレームワークが次々と登場。インフラの観点では、仮想化技術やクラウドの進歩が目覚ましい。利用者の観点ではリーンスタートアップやユーザビリティー(UX/UI)、運用の観点ではDevO…
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第5回 20~30代にやるべきこと
ITアーキテクトを目指す、キャリアの積み重ね方
ITアーキテクトへの道は、若手のころから始まる。20代、30代では、どのようにキャリアを積み重ねていけばよいのか。TISの熊谷宏樹氏が、自身の過去を振り返り、アドバイスを贈る。
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第4回 トップアーキテクトのやり甲斐
次世代のクラウド、業務変革、アーキテクトが歩む二つの道
トップアーキテクトのやり甲斐は、優れたシステムを開発することだけでない。新しいクラウドのアーキテクチャーを作り出す、モデリングによって業務変革を提案する─。2人のトップアーキテクトがやり甲斐を感じながら邁まい進する仕事を紹介する。
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第3回 トップアーキテクトに聞く五つの質問
失敗や難題をどう乗り越える?今後注目すべき技術分野は?
多くのITエンジニアが抱く五つの疑問を、トップアーキテクト8人にぶつけた。長年の現場経験、培ったスキル、揺るぎない自信に裏打ちされた回答から、ITアーキテクトになるヒントをつかんでほしい。
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第2回 トップアーキテクトが備える三つの力
革新力、予見力、探求力、三つの力で現場の課題を解決
トップアーキテクトは、広範囲の技術知識のほかにも多彩なスキルを持つ。18人への取材を通じて、彼らに共通する三つの力が浮かんだ。3人のトップアーキテクトの現場エピソードを交えて紹介する。
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第1回 目指せ! トップアーキテクト
非公表のクラウド内部仕様、経験基に推定し可用性を確保
一般にパブリッククラウドの詳細な内部仕様は非公表になっているケースが多い。しかし、広範な技術や方法論に精通するトップアーキテクトの手にかかれば、ほとんど丸裸になる。実際に、NTTデータの田中秀彦氏がやり遂げたエピソードを紹介しよう。
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