編集長インタビュー
目次
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スマートライフ領域が好調 業績の早期回復に手応え
NTTドコモ 代表取締役社長 加藤 薫
2015年3月期は新料金プランの投入が裏目に出て大幅な減益となったNTTドコモ。2016年3月期は一転して好調に推移しており、回復の兆しが見えてきた。一方、安倍晋三首相の指示で携帯電話料金の引き下げに向けた議論も進んでいる。現在の心境を加藤社長に聞いた。
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100万件に届けば失敗ではない マルチキャリアで勝ち取る
ケイ・オプティコム 代表取締役社長 藤野 隆雄
NTTドコモ回線とKDDI(au)回線を利用するマルチキャリアMVNO(仮想移動体通信事業者)として新たなスタートを切ったケイ・オプティコム。「5年で100万件」を宿願として大胆な販促キャンペーンも仕掛ける。モバイル、固定、新規参入した電力小売り事業について、勝算や戦略を藤野社長に聞いた。
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光コラボの新規獲得が今後の命題、アライアンス営業をさらに加速
NTT西日本 代表取締役社長 村尾 和俊
電力系通信事業者と激しい顧客争奪戦を展開するNTT西日本。ここ数年は減益に苦しんでいたが、2014年度は増益に反転。2015年度は光回線のサービス卸「光コラボレーションモデル」の本格展開により、さらなる利益成長を見込む。今後の戦略を村尾社長に聞いた。
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マーケット開拓の意識を強く 海外売上高は2桁成長を堅持する
NTTコミュニケーションズ 代表取締役社長 庄司 哲也
「Global ICT Partner」のスローガンを掲げ、クラウド分野と海外事業を中心に成長を目指すNTTコミュニケーションズ。2015年6月に社長交代で新体制に移行した。MVNO(仮想移動体通信事業者)事業やインターネット接続事業を含め、今後の戦略を庄司社長に聞いた。
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今期は光関連の営業費を約半減 「光ライト」の卸提供も検討中
NTT東日本 代表取締役社長 山村 雅之
2015年2月にフレッツ光のサービス卸「光コラボレーションモデル」を始めたNTT東日本。これに先立ってキャンペーンを控えた結果、2014年度の営業利益は過去最高となる1098億円を達成した。当面は安定した利益成長を見込める中、次の一手を山村社長に聞いた。
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ひかりTV300万契約は一つの節目 4Kには戦略的に取り組む
NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二
映像配信サービス「ひかりTV」の会員契約数が2月に300万を超えたNTTぷらら。NTT東西が光コラボにかじを切り、この秋には米ネットフリックスの日本上陸が噂されるなど環境変化が訪れる中、この先の戦略をどのように描いているのか。板東社長に聞いた。
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「公正競争」を置き去りにした30年 通信行政はIP時代に対応できず
KDDI代表取締役会長 小野寺 正
KDDIの小野寺正会長が通信自由化の軌跡を振り返った。何度も言及したのが通信行政での「公正競争の不在」だ。大きな節目のたびに通信市場に競争原理を持ち込む意義を深められず、政策が後手に回った。このことが市場の停滞感やメーカーの衰退にもつながったと断ずる。
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7ギガ制限は“スピリット”に反する 携帯電話と同じ土俵には乗らない
UQコミュニケーションズ 代表取締役社長 野坂章雄
WiMAX 2+を最大220Mビット/秒に高速化するとともに、月額4380円でデータ通信量が「ノーリミット」のプランを新たに打ち出したUQコミュニケーションズ。格安スマホのブームで競争環境が急速に変わりつつある中、この先の戦略をどのように考えているのか。野坂社長に聞いた。
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MVNOは年内に100万回線へ インターネットの世界をさらに広げる
インターネットイニシアティブ(IIJ)代表取締役社長兼COO 勝 栄二郎
モバイルのMVNO(仮想移動体通信事業者)、クラウドの海外展開と、事業拡大を積極的に進めるIIJ(インターネットイニシアティブ)。ただどちらの領域も競争の激化は必須。新たなサービス展開やビジネスモデルの創出などについて勝社長兼COOに聞いた。
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5Gで日本を再び元気にする あらゆる産業、国力の基盤に
第5世代モバイル推進フォーラム 会長(京都大学 特任教授・名誉教授)吉田進
第5世代移動通信システム(5G)を推進する場として、2014年9月末に産学官連携の「第5世代モバイル推進フォーラム」が発足した。会長に就いたのは、黎明期からモバイルの研究を続け、多くの人材を育てたことで知られる京都大学の吉田特任教授。フォーラムの狙い、2020年の情報通信について聞いた。
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“断片化”がSDNを阻む理由、共通プラットフォームで打ち勝つ
OpenDaylight エグゼクティブディレクター ニーラ・ジャック
業界の主要プレーヤーが集まり、オープンソースのSDN(Software-Defined Networking)コントローラーなどを作成するプロジェクト「OpenDaylight」。2014年2月の初版に続き、同9月には続くバージョンである「Helium」を早くもリリースした。エグゼクティブディレク…
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地域密着が成長源、電力・モバイルで接点を増やす
ジュピターテレコム 代表取締役社長 牧俊夫
2014年4月に旧ジャパンケーブルネット(JCN)と合併し、資本や人材ともにKDDIと住友商事が折半で支える新経営体制に移行したジュピターテレコム。有料放送市場が飽和する中でどう成長シナリオを描き、NTTなどに対抗するのか。かじ取りを担う牧社長に聞いた。
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理想のデータセンターを追求、分散型ネット仮想化は誰にも負けない
ミドクラ 取締役会長兼共同創業者 加藤隆哉
ミドクラは2010年創業の通信系ベンチャー企業である。分散型のネットワーク仮想化技術に強みを持つ。ここにきて、国内外のサービス事業者やインテグレーターとの提携を次々と発表し始めた。同社の共同創業者である加藤会長に、ターゲットとするデータセンター/クラウド市場の動向や今後の展開を聞いた。
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クラウドの世界は相当なスピード感、経営部門に入り込む
NTTコミュニケーションズ 代表取締役社長 有馬 彰
2011年に公表した経営戦略「ビジョン2015」に基づき、クラウドやグローバル事業の拡充を進めるNTTコミュニケーションズ(NTTコム)。ここに来て3期連続で連結最高益を更新するなど、結果が伴ってきた。今後のクラウド戦略や、NTT東西のサービス卸を活用した新サービスの可能性などを有馬社長に聞いた。
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光回線の純増数は約半数が法人、中堅・中小企業の開拓は道半ば
NTT東日本 代表取締役社長 山村雅之
2013年10月にフレッツ光の契約数が1000万件を突破したNTT東日本。とはいえ、かつてに比べれば純増ペースが明らかに落ちており、必ずしも余裕があるわけではない。光回線の拡販や新たな収益源の開拓などに向けた戦略を、山村社長に聞いた。
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auのMVNOで先行者利益を狙う、光回線と組み合わせ真のFMCへ
ケイ・オプティコム 代表取締役社長 藤野 隆雄
KDDI(au)のMVNO(仮想移動体通信事業者)として名乗りを上げた電力系通信事業者のケイ・オプティコム。近畿2府4県を中心にFTTHサービスを展開する同社にとって初の全国サービスでもある。格安SIM市場に挑む藤野社長に今後の戦略を聞いた。
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ソフトバンクとの競争は大歓迎、クラウドとセキュリティでトップ3に
米ベライゾン・コミュニケーションズ 会長兼CEO ローウェル・マクアダム
世界有数の通信事業者(メガキャリア)である米ベライゾン・コミュニケーションズ。市場環境が激変する中、通信事業者としての針路をどのように考えているのか。米国市場に参入したソフトバンクの印象を含め、司令塔であるマクアダム会長兼CEOに聞いた。
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ICTで付加価値産業を創っていく、データの循環が活性化の鍵
総務省 大臣官房審議官(情報流通行政局担当) 渡辺 克也
インフラは世界最高水準だが利活用が進んでいない─こう言われ続けてきた日本のICTインフラを活性化させる国主導の取り組みが「世界最先端IT国家創造宣言」だ。それを踏まえた「ICT成長戦略」を打ち出した総務省はどのようなプランを描いているのか。渡辺審議官に聞いた。
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私の通信の時代は終わった、若手起業家の育成に力を注ぐ
イー・アクセス 取締役名誉会長 千本 倖生
イー・アクセス創業者で取締役名誉会長を務める千本倖生氏が、2014年3月31日付で退任する。千本氏は1984年に京セラ創業者の稲盛和夫氏と共同で第二電電(現KDDI)を設立。1999年にはイー・アクセスを創業し、通信業界に絶えず競争と変革を巻き起こしてきた。退任の理由や今後の去就、通信業界への思い…
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垂直統合で月2000円を実現、スマホに「時間節約」をもたらしたい
フリービット 代表取締役社長 CEO 石田 宏樹
端末から通信料金までセットで月2000円という低料金のMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「freebit mobile」を開始したフリービット。端末も自社開発という、これまでのMVNOにはない垂直統合モデルで勝負を挑む。石田社長に狙いや勝算を聞いた。
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