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 BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)ツール大手、独IDSシェアーのトーマス・フォルク最高経営責任者は、日本版SOX法(J-SOX法)対応がBPMの普及を後押しすると考える。J-SOX対応のために整理したビジネス・プロセスを利用し、BPMの実践につなげることを勧める。

世界規模で見て、日本はBPMが普及しているといえるか

 BPMツールの採用は急速が広がっている。米国、欧州と比べても、それほど遅れていないと感じている。BPMそのものに対する認知度自体、中国、インド、インドネシアといった他のアジア諸国に比べ圧倒的に高い。

 何より、すでにほとんどの企業で、情報システムが導入済みであることがアジア諸国とは全く状況が違う。自社のビジネス・プロセスの変化に合わせて、システムを柔軟に変更できるという、BPMのメリットをすぐに享受できる状態にあるといえる。すでにIT資産が豊富であるということは、BPMを実践する際にも有利なのだ。

 当社のビジネスを考えた上でも、景気を回復させ、成長段階にある日本は非常に重要な市場だ。

「自社にとって今すぐにBPMが必要」と考える顧客企業はまだ少ない。どうやってメリットを訴求していくのか。

 今、日本では大きな商機が訪れている。日本版SOX法対応だ。これに関連したソリューションを展開して訴求していく。法対応を機にビジネス・プロセスを見直す、そのプロセスを統制する、その統制内容を評価するといったことを、当社のツールを使うことで支援できる。

 加えて、SAP製ERP(統合基幹業務システム)パッケージと連携したソリューションも継続していく。SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づくシステムをERPで構築しようとすれば、上流設計が重要になる。そのために当社製品が役に立つ。

7月に、日本コンピュウェア社長であった梨澤利隆氏が日本法人の新社長に就任した。期待することは何か。

 世界におけるIDSシェアーのポジションを日本においても確立して欲しい。例えば、BPMに関するリーダー企業であるということだ。その上で、顧客企業にBPMの価値を認識してもらえるように働きかけて欲しい。また、独IDSシェアーは2005年から2010年にかけて売上高を倍増させる計画を立てている。日本でも同じレベルでの拡大を期待する。