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 ビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトを提供しているコグノスは、2007年9月、CPM(コーポレート・パフォーマンス・マネジメント)ソフトを日本市場に投入する。今年1月に社長に就任した岡本克司氏は、「これからは、単に経営上の問題点を見せるツールだけでは不十分だ。問題を見せて対策を打ち、さらに結果までモニタリングしながら意思決定プロセス全般を『見える化』するCPMが重要となる」と話す。(聞き手は岡本 藍)

9月に日本市場に投入するCPMソフトとはどういったソフトなのでしょうか。

 新たに投入するCPMソフト「Cognos 8 Planning」は、企業戦略に基づき、具体的な計画や予算を立案したり、計画値と実績値の差異から業績変動を予測したりするためのソフトです。

 米国では既に市場に投入しており、日本企業の中でも、海外拠点で先行利用していた企業が早速、国内でも導入を始めようとしています。当社はようやく日本でも、クエリー・ツールやレポーティング・ツールといったBIソフトのベンダーから、CPM分野のソリューション・ベンダーへと転換を始めます。

BIソフトとは何が違うのですか。

 企業の経営判断を支援するという観点で見た場合、これまでのBIソフトは、最初に「問題点を明らかにする」ところまでしかできませんでした。これに対してCPMソフトは、立案した計画より実績が大きく下回っているという問題が分かれば、その計画をすぐに修正するとともに、対策を打った後の結果をモニタリングし続けることができます。計画立案、予算編成といった業務だけでなく、原因分析やアクションプランの策定なども含めた企業の意思決定プロセス全般を支援するためのソフトです。

 これは我々の問題でしたが、BIソフトだけを販売していた時代は、ツールをどう扱うか、どのようにシステムに実装していくか、といったことしかできていませんでした。顧客企業が望んでいたのは、どういったKPI(重要業績評価指標)を設定するか、どのデータを組み合わせて見れば、KPIをモニタリングできるかといったことです。CPMソフトを提供していくために、こうしたユーザーのニーズに応えることができるようにしていきます。

具体的にはどのようにするのですか。

 コンサルティング・ファームと新たに提携したり、社内にもコンサルティング・チームを組織したりしています。さらに、顧客企業の協力を得て、業種別・業務別テンプレートも開発しています。

 また日本語版の提供や、日本の企業が利用している環境のサポートをしやすくなるように、本社を説得するようにもしています。