PR
写真 独ヴィアメディチ社のユルゲン・ミューラー氏
写真 独ヴィアメディチ社のユルゲン・ミューラー氏
[画像のクリックで拡大表示]

 独ヴィアメディチ社は電子カタログを制作する「Viamedici EPIM」の開発ベンダー。各種の製品情報を管理して、紙だけでなくPDFやXMLなど電子的な形式での配布を可能とする。同社マネージング・ディレクターのユルゲン・ミューラー氏に、ソフトウエアの特徴と、日本での展開について聞いた。

電子カタログ管理とはどのようなソフトウエアか。

 製品にまつわる各種の情報を集めて、カタログとして発行するまで管理するソフトウエアだ。

 常に最新の情報を、紙だけでなく電子ファイルや電子データ交換フォーマットでいち早く投入できるというメリットがある。顧客ごとに異なるカタログを生成して渡すこともできる。

Viamedici EPIMの特徴は。

 ワーク・フローの機能が充実している。カタログの発行には、マーケティングや販売部門、開発部門の連携が必須だ。

 例えば、カタログに掲載する製品マスタをマーケティング部門が更新すると、開発など関連する部門にデータの更新を自動的に依頼する。これによって、情報の整合性を常に保つことができる。

 独SAPのERP製品との接続も特徴の一つだ。ERPに蓄積している製品番号や価格などの製品情報と、CADシステムに蓄積している図面や技術データ、その両者をつないで統合的に管理できる。もはやERPの情報と連携させないと、顧客に適切かつタイムリーな情報や価値を届けることができない。

どういった業種のユーザーが活用しているのか。

 今のところ製造業が多い。例えば、ドイツの自動車部品メーカー、ボッシュ・レックスロス社は当社の製品を利用して2言語のカタログを発行している。これによって、編集や印刷、翻訳にかかわるコストを大幅に削減できている。1カタログ当たり15万ドルを削減していると聞いている。

日本での展開について教えてほしい。

 日本にはドイツと同様に輸出に重きを置く有名な企業が多い。母国語を英語に訳す必要がある点も似ている。このため、電子カタログの市場規模が大きいと考えている。

 来年の初頭から日本市場に自社で参入したいと考えており、日本語版はその段階で投入する。また、現在、日本のコンサルティング会社UWiNと連携し、日本の販売パートナー数社と交渉している。その状況によっては、日本市場への参入時期が早まる可能性がある。