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■ヒットの裏に「ニコニコ動画」などの動画投稿サイトの台頭があります。

 2007年のゴールデンウイークあたりから初音ミクの開発を始めました。この時期、ニコニコ動画がどんどん台頭してきました。一つの発見だったのが、その当時はすでに廃れていたMEIKOの売れ行きが、ニコニコ動画の影響で上り調子になってきたのです。初音ミクを開発しながら、このソフトも同じように使われるんだろうな、と考えていました。

 このため、初音ミクの発売に合わせて、動画投稿ユーザー向けのサービスを始めました。初音ミクのイラストを自社のホームページで公開し、ユーザーが自由に利用できるようにしたのです。ただ、こんなにブレイクするとは思っていませんでした。DTMは国内ユーザーが50万人ほどのニッチなマーケットです。その中で、バーチャルインストゥルメントはさらにニッチなパーツです。コアなDTMユーザーには「何だこれ」と思われたのかもしれませんが、そうでない人にとって面白味があったのでしょう。今は、DTMという小さいマーケットの一つの起爆剤になったことを素直に喜んでいます。