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米マイクロソフト オンラインサービス&Windowsビジネスグループ コーポレート バイス プレジデントのブラッド・ブルックス氏
米マイクロソフト オンラインサービス&Windowsビジネスグループ コーポレート バイス プレジデントのブラッド・ブルックス氏
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 2009年1月7日(現地時間)、世界最大の家電展示会「International CES」の開幕前夜に開かれた基調講演で、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOはWindows 7ベータ版の公開を正式に発表した。これを受け、MSDN、TechBeta、TechNetの利用者は同日から、一般ユーザーは9日から米マイクロソフトのWebサイトを通じてダウンロードできようになった。正式なリリースは2010年1月を予定している。

 Windows Vista発売の記憶も薄れないうちに、早くもWindows 7が登場である。果たしてWindows 7はWindows Vistaとどう違うのか。Windowsが目指しているものは何か。CESの会場で、米マイクロソフトでWindowsのコンシューマー市場に向けたマーケティングを統括しているオンラインサービス&Windowsビジネスグループ コーポレート バイス プレジデント ブラッド・ブルックス氏に聞いた。

まずは、米マイクロソフトのコンシューマー向け製品に対する考え方を聞かせてください。

 米マイクロソフトの考え方はシンプルです。それはパソコンと人間がインタラクティブにやり取りするためのツールであること。ただ、そのあり方は変化しています。誕生当初は単にパソコンのソフトでしたが、家庭、職場、外出先など、どこでもパソコンを使うようになった現在は、常にユーザーのそばにデータがある、データにアクセスできる環境を作ることが大事です。

 今後はテレビや携帯電話、パソコンといった人々の身近にある機器やテクノロジーがシームレスにつながる時代が来ると思います。こういった機器をつなぐ役目も担います。ユーザーがどこにいても、どの機器でも欲しいデータを共有できるようするべきです。こういった役割をWindows VistaやWindows 7、Windows Mobile、Windows Liveなどの製品群で担っていきたいのです。

Windows 7はWindows Vistaからどのように進歩しているのですか。

 実は、OSのデザインや操作はVistaの段階でずいぶん変わりました。今回のWindows 7はそのほとんどを引き継いでいます。Vistaのユーザーは違和感なくWindows 7に移行できるでしょう。

 ただ、使い勝手はWindows 7でより良くなったことは間違いありません。私たちがWindows 7で行ったのは、XPやVistaを見直し、ユーザーの操作に影響する部分を大幅に改良することです。日ごろから、パソコンをどのように使っているかユーザーの意見を集めていますが、これらも参考にしました。ユーザーの操作とパフォーマンスの両面で改良しています。

Windows Vistaがまだユーザーに広がっていない段階でWindows 7が登場することで、Vistaの失敗とも見えますが?

 一つ言えるのは、Vistaを使っている人はVistaに満足しているということです。私たちの調査では、Vistaユーザーの89%は「友達や家族にVistaを薦めたい」と答えています。もちろん、それだけですべてのユーザーが満足しているとは言えませんが、ある程度の評価を得られていると考えます。その上で、より良いものを出していくというのがマイクロソフトの考えです。