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パッケージでITコストを減らす アジアNo.1のERPを目指す

ERP(統合基幹業務システム)ソフトの「COMPANY」を開発・販売する。大企業中心に業績を伸ばし、連結売上高が200億円を超えるまでに成長した。導入企業も700社に上る。それでも牧野氏は現状に満足せず、日本市場で盤石の地位を築いたうえで、「アジアNo.1のERPベンダーを目指す」と力強く語る。

景気の悪化で業績の見通しに不安を感じる企業が増えています。

 2007年の年末からサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題の影響を受け、景況感は悪くなっていました。

 ですが当社は、景況感が少し悪くなったほうが製品が売れるんですよ。自画自賛に聞こえるかもしれませんが、パッケージとして豊富な機能を持った製品が安価に導入できるからです。

不況はむしろチャンスですか。

 景況感が悪くなると、IT投資に伴うコストを削減しようという意向が強まります。1990年代に欧米で、ERP(統合基幹業務システム)パッケージが広がったのも、IT投資を削減できることが最大の理由でした。

 日本でもようやく、ランニングコストを含めて、買い換えて2、3年で、現行システムより安くならないのなら買わないというお客様が増えてきました。

2008年6月期の業績は、売上高が201億4000万円で営業利益が34億5000万円でした。今期も売上高で16.2%増の233億9000万円、営業利益で1.2%増の34億9000万円を予想しています。

 さすがに2008年の10、11月は調子が悪くなりました。役員会で決めることが多過ぎて、稟議が進まなかったのです。

 ですが通期では、業績見通しを上方修正する可能性もあります。

なかなか日本では、ワークスのようなERPベンダーが登場しません。

 ソフトのカスタマイズを認めているベンダーが多いからでしょう。カスタマイズを認めてしまうと、製品を強化しようという気力が失せてしまう。パッケージ開発とカスタマイズを担当する技術者の息が合わずに苦労する企業も多いようです。

 カスタマイズなしで導入しているので、COMPANYの顧客はパッケージをバージョンアップしやすいのです。当社のソフトは何年かに一度、完全にソースコードを書き換えていますが、それでも出荷から1年程度で、ほとんどのお客様がバージョンアップを終えます。

分かっていてもカスタマイズをする企業が多いのが現実です。