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“つぶやき”がコミュニケーションの概念を変えた

 140文字以内のテキストを投稿し、情報を共有する無料のネットサービスで、「ミニブログ」や「マイクロブログ」と評されるTwitter。全世界の登録者は4500万人を超えるといわれ、日本でも利用者が急拡大している。なぜここまでTwitterが広がったのか。その魅力は何かを米ツイッターの共同創業者であるビズ・ストーン氏に聞いた。(聞き手は中村 建助、岡本 藍=日経ソリューションビジネス、写真は後藤 究)

企業向けのコンピュータ会社や企業のシステム部門で働く人であっても、まだTwitterを知らない人がいます。

 Tweet(つぶやき)と呼ぶ短い文章を入力するだけで、様々な人々と簡単にコミュニケーションできるツールです。インターネットにつながっていれば、誰でも無償で利用できます。

 「この製品を買いたいと思うけど、どう思う?」と書くだけで、多くの人からすぐに意見をもらえる。電子メールやインスタントメッセージと異なり、インターネット上のすべての人に情報を発信できます。

 誰かの意見を知りたいなら、Googleなどの検索サイトを使うのも一つの手段です。しかし、人々はもっと素早く的確に意思決定を下すためのツールを求めている。Twitterで質問すれば、自分が求めていた答えや意見をその場で得ることができます。

世界中の情報をリアルタイムに取得

 自分が情報を発信するだけではありません。私はよくTwitterのことを、“Search&Discovery”のメディアだと表現します。

(写真:後藤 究)

 Twitter内のつぶやきを検索すれば、中国で地震が発生したとき、状況がどうなっているのか、サンフランシスコで起こった交通事故の影響でどの道路が渋滞しているのか、といった情報をほぼリアルタイムに取得できるのです。

 このように従来は存在しなかったコミュニケーションが、Twitterで可能になります。

 世界中に情報を発信し、世界中から情報を受け取ることができるというと、何か難しいもののように感じるかもしれません。でも、コンピュータやインターネットの技術に詳しくなくても、すぐにTwitterを使い始めることができます。

 ブログと似ていますが、はるかに簡単です。メールアドレスを登録すれば、Twitterですぐに情報を発信できます。パソコンだけでなく、携帯電話でも利用できますよ。

すでに全世界で、4500万人以上がTwitterを利用しているといわれています。

 現在、何人の利用者がいるかについは把握していませんが、大勢いるのは確かです。Twitterが普及した最大の理由はオープンであることでしょう。