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 「つぶやく」という言葉がブームになり日本でいち早く普及したTwitter。現在、日本におけるユーザーは約2000万人に達すると言われている。だが、同社は自分たちをソーシャルネットワークとは思っておらず、「情報でつながるためのネットワーク」だとする。同社の日本法人で開発者支援を担当する山本 裕介氏に話を聞いた。

(聞き手は根本 浩之=ITpro



Twitter Japan エンジニアリング デベロッパーアドボケイト 山本 裕介氏
Twitter Japan エンジニアリング デベロッパーアドボケイト 山本 裕介氏

Facebookなどの他のソーシャルネットワークとTwitterの違いはなんでしょう?

 Twitterでは、Facebookのようにゲームなどができるわけではない。Twitterの場合はプラットフォームよりもエコシステムといった方がいい。

 FacebookのGraph APIと同等のAPIをTwitterでは以前から提供している。Facebookのように中のアプリとして組み込むためのものではないが、外のサービスとして連携できるようになっている。ただ、確かに最近はFacebookも外部のアプリと連携するように拡張してきているので、そういった部分では重複してきているかもしれない。

 ちなみに、Twitterは自分のことをソーシャルネットワークとは呼んでおらず、「情報のネットワーク」という定義をしている。Twitterのミッションは、世界中の人をツイートを使って簡単につなげられることで、そのためのプラットフォームを提供するというスタンスだ。

 そのつながり方も、友達や知り合いといった密なものだけでなく、同い年とか単に興味がある人のようなゆるい疎なものまで可能なところが、他のソーシャルネットワークとは違うところだろう。

 首相交代や学校の連絡事項など、情報のサイズにはいろいろあるが、そういうことにこだわらず、ユーザーがいいと思っている情報を世界中から集められるようにするのがTwitterの元々の考え方である。その情報は、人をフォローすることで自動的に情報を受け取れるだけでなく、ハッシュタグを使うことで関連するツイートがリアルタイムで見られる。最近は「トレンド」として今現在話題になっているテーマについて情報を追えるようになっている。対象地域も指定できるので、「今東京では何が話題になっているのか」といったことが簡単にわかる。

そのために心がけているTwitterのポリシーはありますか?

 Twitterはあえてシンプルにしていって、ユーザーに使い方をゆだねる方針だ。たとえば、書き込んだ情報は、全部公開するか、全部隠すかしかない。Facebookのグループのような機能もないので、興味のある情報を見ようと思えば全部見えてしまう。