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 ソーシャルネットワークのプラットフォームとして、Facebookが急速な拡大を続けている。昨年追加され今では当たり前のようになっている「いいね!」ボタンに続き、今年もタイムラインやリアルタイムフィードといった新しい機能を続々と発表(関連記事1関連記事2)。より幅広い情報を簡単に共有できるように進化している。その一方で、情報不足でユーザーとしては使いこなすのはなかなか難しい一面も。アーリーアダプターとして、Facebookの新機能を使った開発にいち早く取り組んでいるクックパッドの井原 正博氏に話を聞いた。

(聞き手は根本 浩之=ITpro



クックパッド 技術部長 井原 正博氏
クックパッド 技術部長 井原 正博氏

Facebookの新しいAPIを使って、どのようなことをやろうとしているのでしょう?

 現在はFacebookの新しいAPIを使って、いろいろなプロトタイプを開発しているところ。実際に、どういうサービスとして提供するかはまだ未定なことを最初に言っておく。

 私たちのサイトは料理のレシピを掲載している。Facebookが新たに提供する「タイムライン」の機能は、自分のアイデンティティを表現できるものと理解している。その機能を、私たちのサイトを使っているユーザーが幸せになるためにはどう使えるだろうと考えた。

 その結果、作った料理について残していくことじゃないかと考えた。たとえば、こういう料理が好き、こういう調理をしています、といった内容のことを自分のプロフィールの一部として残せるようなサービスを考えている。

具体的には、どのようなサービスになるのでしょう?

 クックパッドは作った料理の写真をアップロードするという機能がある。この画面の下に「タイムラインに追加する」といったボタンを用意する。アップロードするために自動的にタイムラインに追加するような機能も考えている。これにより、自分のタイムラインに、いつこの料理をしたという記録が残っていく。

 あとで「あのときにこんな料理をした」と思い出すというのは幸せな時間だ。クックパッドのビジネスにどうつながっていくかはわからないが、今料理をしている人がもっと楽しくなるのではないかと思って、こうした機能を開発している。

 そもそも「自分のためにやっていることが人の役にも立つ」というのがクックパッドの基本的な考え方だ。レシピも人のためにアップしているのではなく、自分の知識を整理したいという思いが最初にあるはずだ。それが他の人の役にも立っている。