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 NTTドコモは冬モデルのスマートフォンの新機種投入にあわせて(関連記事)、「dマーケット」に「dショッピング」と「dゲーム」を新たに開設する。12月中旬開始予定のdショッピングはNTTドコモが販売主体となる日用品などのリアル商材を扱うネットストアだ。一方の11月下旬開始予定のdゲームはゲーム会社と協業し、当初はソーシャルゲームを提供。自社だけでなく他キャリアのユーザーも視野に入れて展開する(関連記事)。新たなストアを開設した意図や今後の展開について、同社スマートコミュニケーションサービス部 ネットサービス企画担当部長の前田義晃氏と、ネットサービス企画担当課長の渡辺英樹氏に聞いた。

(聞き手は、大谷 晃司=ITpro


dマーケットの各ストアの契約者数など足元の数字を教えてほしい。

NTTドコモ スマートコミュニケーションサービス部 ネットサービス企画担当部長の前田義晃氏(左)と、ネットサービス企画担当課長の渡辺英樹氏
スマートコミュニケーションサービス部 ネットサービス企画担当部長の前田義晃氏(左)と、ネットサービス企画担当課長の渡辺英樹氏

 契約者数の規模で言うと、VIDEOストアは280万契約を超えたところ(関連記事1:ドコモのdマーケットの年間売り上げは約100億円、VIDEOストア会員は70万人超へ、関連記事2:NTTドコモの上半期決算は増収減益、dマーケットの売上高は今年度200億円超に)。そのほかのサブスクリプション系のサービスとしてはMUSICストアの中の「MUSICストア セレクション」が約18万、アニメストアが約12万だ(編集部注:取材は11月初旬)。

 VIDEOストアが好調な理由は、まずターゲットとするユーザー層が広いことが挙げられる。洋画から邦画、ドラマ、ファミリー向けアニメまで幅広く提供している。こうした幅の広さが会員増につながっている。販売面の取り組みも強化している。スマートフォンへのシフトを分かりやすくアピールする商材の一つが動画サービスであり、実際、店頭に来た顧客がVIDEOストアを契約していただく率は85%にもなる。

VIDEOストアを契約すると端末が安くなる。

 VIDEOストアに限らず、以前からそうした取り組みはしている。それでもVIDEOストアの85%は突出した数字だ。「約5000タイトルを500円(税込525円)で見放題」というメッセージは分かりやすく、店頭でも伝えやすい。

端末購入時に店頭で契約するサービスは、その後の解約も多いようだ。

 エンタテインメント系サービスは、iチャネルなどと比較した場合、相対的に解約率は高まるところがある。それがなければVIDEOストアの数字はもっと積み上がる。解約率そのものは公表していないが、一般的にこうしたエンタテインメント系サービスの場合、中には解約率が20%や30%にもなるサービスもある。だが、VIDEOストアはそこまで高くはない。短期間(編集部注:提供開始は2011年11月)でここまで契約者が増えたのは他に類を見ないレベルだといえる。

以前、BOOKストアの平均単価が高いという話を聞いたが、その状況はどうか。

 傾向は変わっていない。今のところ堅調だ。