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 コンテンツデリバリーネットワークサービス世界最大手のAkamai。同社はモバイルネットワークとモバイルデバイスに向けた事業を拡大しようとしている。モバイルビジネス部門 バイスプレジデント Pedro Santos氏に同社のモバイル事業戦略を聞いた。

(聞き手は高橋信頼=ITpro


Akamaiのモバイル戦略は。

写真●Pedro Santos氏

 Akamaiは自社が持つ膨大なサーバーやネットワークを介し、顧客のコンテンツを配信している。モバイルにおいては、ネットワークだけでなく、モバイルデバイスの画面サイズやFlashへの対応/非対応など詳細な情報に基づいて、最適なコンテンツを配信するインテリジェントな配信サービスを提供する。

 パソコンのデスクトップでは、ユーザーの環境の差異はモバイルに比べて小さかった。モバイルではネットワークが3Gなのか、Wi-Fiなのか、画面は何インチなのか千差万別だ。環境に応じた最適な形式、サイズの情報を配信しなければならない。Akamaiでは全部で約100種の情報を分析し、最適なコンテンツを配信する。「デバイスキャラクタライゼーション」と呼んでいる。

 そのほかにもTCP/IPの最適化など、我々は様々なモバイル向け技術を開発している。

Qualcommと提携した。

 Qualcommのチップセットを搭載した端末のWeb閲覧のパフォーマンスを大幅に改善する機能を開発、配信する。モバイルデバイスにAkamaiの技術を内蔵させていきたい。

 まずはQualcommのチップセットを採用したデバイスから始めるが、それだけでなく、すべてのモバイルデバイスにAkamaiの技術を入れていきたいと考えている。

Akamaiにとってモバイルの重要性は。

 インターネットにおけるモバイルトラフィックの割合は急速に増加している。これからは「インターネット イコール モバイル」といった状況になっていくだろう。モバイルにシフトする以外に、我々に選択肢はない。

 Akamaiはインターネットに関する膨大なノウハウを持っている。その技術をモバイルでも生かすことができる。モバイルへのシフトで様々な新しい問題も生じているが、我々の技術でそれらの問題を解決していく。