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 VSS Monitoringは、ネットワークを分析したり測定したりするツール向けにデータを収集する「パケットブローカ」と呼ぶ装置を手掛ける米国企業。バイスプレジデントのタン氏と商品開発ディレクターのベース氏に、この装置の役割や用途を聞いた(両者の発言を整理してまとめた)。

(聞き手は山崎 洋一=日経NETWORK

会社の近況と、製品である「パケットブローカ」について教えてください。

VSS Monitoring バイスプレジデント エディー・タン氏
VSS Monitoring バイスプレジデント エディー・タン氏
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 VSS Monitoringは「パケットブローカ」という装置を作っています。この装置は、ネットワークからモニタリングなどをするツールに送られるデータを処理します。

 この製品はユーザーのニーズから生まれました。そのニーズには、いくつかポイントがあります。例えばマネジメントツール自体の必要性も変わってきています。10年前は「nice to have」(持つと良い)、5年前は「need to have」(持つ必要がある)、今は「critical to have」(持たなければならない)です。ネットワークも、よりクリティカルになってきています。

 そのマネジメントツールのパフォーマンスですが、高速なネットワークを流れるデータをキャプチャするとき、(ツールが動作するのが)x86ベースのサーバーだと限界があります。ツールへの投資を最大化するには、キャプチャの前段階でパケットブローカのような装置を使ってツール側の負荷を軽減し、ツールのパフォーマンスを向上させるべきです。それから複数の場所をモニタリングしたい場合、ツールを複数導入するとコストがかかってしまいます。1台のツールで複数の場所のキャプチャに対応できれば、ツールへの投資を最大化できます。

 当社は、昨年(2012年)は社員数100人程度の企業でしたが、現在は190人になり1年で約2倍のペースで成長しています。また昨年5月に、ダナハーに買収され傘下の企業となりました。日本市場に投資していきたいと考えており、日本でサポートエンジニアも採用する予定です。4月に東陽テクニカと代理店契約を結びましたが、これも日本でビジネスを広げていきたいと考えているからです。